厄除け地蔵

真如寺 鎮守 岩船地蔵尊 が本堂後方にある「霊光殿」に安置されていることから、奥まった堂内にあがらなくてもお参りしていただく分身として建立された。昭和五十二年(1977)完成。

六地蔵

輪廻転生する六つの世界、天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄を六道という。この六つの世界の何処にでも現れて救ってくださるお地蔵尊の姿を表したもの。建立年代不明。

慈光観音
菩薩像

真如寺梅花講「慈光会」では、曹洞宗 梅花流 詠讃歌の奉詠・練習を行っている。この像は、発足から二十周年を記念して講員の浄財により建立された。聖観音像であるが、右手には蓮の花ではなく、御詠歌の法具である鈴を持っている。

山門

仁王像

 仏師・松永忠興先生の作。松永先生は、東京芸術大学で彫刻を専攻し、大学院で保存技術を学び、公益財団法人美術院で国宝・重要文化財の修理に従事された。
 修復された代表的なものに、東大寺仁王像・興福寺阿修羅像がある。また、四方には四聖獣(東・青龍、西・白虎、南・朱雀、北・玄武)を彫刻した黒御影石を設置している。

石塔

金光明経一千部供養塔  万永元年(1860)

 『金光明経・堅牢地神品第18』の経文中に、五穀豊穣の功徳が約束されていることから建立された。供養塔の裏面の「堅牢地神尊天」は、瑜伽沙門樵道の揮毫。
「堅牢地神」は、お釈迦様がお悟りを開かれる時、地中より現れて魔を除いた守護神。

石塔

庚申塔  寛政十二年(1778)

庚申縁起には三年間に十八回の庚申待ちを行ったところで「道のほとりに塚を築き、供物をととのえ、往来の旅人にいたるまで是を施すように」と説かれている。

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