嶺保育園のあゆみ
昭和二十七年、真如寺の本堂を仮園舎として嶺保育園は始まります。戦後まもなく、厳しい食糧難や働く女性の増加という背景の中で地域からの強い要望に応えるかたちで設立されました。
初代施設長である真如寺六世・山内泰秀は、悲惨な戦争の経験に心を痛め、平和な日本を支える人材の育成を発願し、仏の教えを基盤とした保育の実現を目指しました。
以降、仏教保育に基づいて展開される保育活動の中では、5つの仏の姿を大切にして子ども達へと伝えています。
○心優しくたくましい子
○すべてのものの命を大切にする子
○自分のことは自分でする子
○がまんづよい子
○ものを大切にし、ものを愛する子
まもなく創立七十周年をむかえる嶺保育園は、岩船祭りをはじめ歴史ある行事を大切に受け継ぎながら変わらぬ愛情を子ども達へとそそいでいます。
令和の時代にあってなお、社会の情勢は目まぐるしく移り変わり、留まるところを知りません。この激動の時代の中を子ども達が小さな足でしっかりと歩み進んでいけるように。そして、その拠り所となる確かな道筋を仏教という2500年以上続く智慧をもって伝えられることを目指して。
私たち嶺保育園はこれからも子ども達と共に歩んでまいります。
嶺保育園 園長 敬白
令和5年度 嶺保育園ホームページ を開設しました
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Tel:054-366-0266